【成績UP!】中学生におすすめの通信教材解説

【中学生】進研ゼミとZ会を徹底比較!どっちがいい?併用はあり?

進研ゼミロゴZ会ロゴ
学習スタイル教材型教材型
教材の形式タブレット・テキストを選択可能タブレット・テキストを選択可能
難易度スタンダードコース(標準)
ハイレベルコース(難しい)
難しい
教科数9教科9教科
料金約7,500円〜8,000円約8,000円〜11,000円
ポイント万能・誰にでもおすすめできる今現在偏差値60以上の人におすすめ

進研ゼミZ会。どちらを利用しようか考え中。

検討する中で

  • 進研ゼミとZ会の違いは?
  • うちの子にはどちらがおすすめ?
  • 併用はあり?

このような疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事は、中学教育のプロである私がこれらの質問に回答をしていきます。

ベストな教材が選択できるよう、真摯に全力でアドバイスをしていきますので、ぜひ参考にしてください。

相性の良い教材を選べば、お子さんの勉強に対する不安イライラを一気に解消させることができますよ!

自己紹介

さわにい」と言います。元中学理科の教員です。

月間アクセス30万回の理科ブログを運営。

登録者7万人の教育YouTuber

学習参考書の著者でもあります。

教育のプロだね!

目次

この記事の結論

進研ゼミとZ会は似ているようでたくさんの違いがあり、詳細を把握するのは大変です。

そのため、まずは私の結論を、記事のまとめとして紹介をさせていただきます。

結論

基本的には進研ゼミがおすすめ!

進研ゼミは最も王道の通信教材で値段も手ごろ。

タブレットの学習スタイルかテキストのスタイルか選ぶことができ、難易度も選択可能な万能教材だからです。

例外的にZ会をおすすめするのは、以下のような条件に複数当てはまる中学生とその保護者です。

  • 成績上位
  • 進研ゼミより割高な料金を許容できる
  • Z会というブランドや雰囲気に惹かれる
  • 中学生が自由に使えるiPad+Apple Pencilを持っている

成績上位とは

  • 公立中学校で上位15%以内
  • 偏差値60以上
  • 県内トップクラスの進学校を狙う

などの条件を満たしている方が目安です。

教材や問題集を背伸びして選ぶと、挫折率が高まります。成績を上げるには、レベルの高い教材を利用するのではなく、自分に合ったレベルの教材を選ぶことが鉄則です。

そのため、ほとんどの中学生にとっては進研ゼミがベストな選択肢となるでしょう。

さらにZ会は進研ゼミに加えて料金が割高になります。Z会を利用する場合は、この点も押さえておきましょう。

基本的には進研ゼミがおすすめなんだね!

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進研ゼミとZ会の違いを徹底比較

それでは、進研ゼミとZ会の違いを徹底比較していきます。

比較する内容は以下の通りです。

  1. 教材の難易度
  2. メイン教材の特徴
  3. 料金
  4. 教科数
  5. 質問制度
  6. 努力賞制度
  7. 口コミと評判

それぞれ解説をしていきます。

教材の難易度はZ会のほうが高い

まずは教材の難易度について解説をしていきます。

難易度の違いは以下の通り。

進研ゼミスタンダード<進研ゼミハイレベル=Z会

となります。進研ゼミには「スタンダードコース」と「ハイレベルコース」という2つのコースがあります。

スタンダードとハイレベル

このハイレベルコースとZ会が、ほぼ同じ難易度だと考えて良いでしょう。つまり

  • 公立中学校で上位15%以内
  • 偏差値60以上
  • 県内トップクラスの進学校を狙う

という条件を満たす中学生は、進研ゼミハイレベルコースやZ会を利用するのが良いでしょう。

これ以下の学力(つまり大半の中学生)は進研ゼミのスタンダードコースを利用すれば間違いありません。

また

成績上位の中学生も、基本はZ会でなく進研ゼミのハイレベルコースで良いと思います。

料金も進研ゼミの方が安いしね!

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また、中学3年生の進研ゼミは「受験総合コース」「難関挑戦コース」「最難関受験コース」の3つに分かれます。

中学3年生の3つのコース

こちらも偏差値60以下の場合は受験総合コースで問題ありません。さらに上を目指したい場合は、難関挑戦コース・最難関挑戦コースもご検討ください。

前述しましたが無理に高いレベルの教材に挑戦すると、挫折率が高まります。この点に注意し、教材を選ぶようにしてください。

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メイン教材の特徴

進研ゼミのタブレット
進研ゼミ
Z会のタブレットの使い方
Z会

続いては教材面の特徴について解説をしていきます。

進研ゼミの特徴

進研ゼミの特徴はタブレット中心に学習する「ハイブリッドスタイル」とテキスト中心に学習する「オリジナルスタイル」の2種類があることです。

ハイブリッドスタイル
オリジナルスタイルの画像

どちらのスタイルも素晴らしい教材なので、お子さんの好みによって選択をするとよいでしょう。

迷う場合は、公式もすすめするハイブリッドスタイルがよいでしょう。

私のYouTube登録者に聞いたアンケート結果でも。ハイブリッドスタイルの人気が高かったです。

ハイブリッドとオリジナル比較のアンケート結果

また、学習スタイルだけではなく難易度も選択できることもメリットですね。

スタンダードとハイレベル

3年生は3つのコースから選択可能です。

中学3年生の3つのコース

基本はスタンダードコースを選べばOK!

このように、進研ゼミは学習スタイルや難易度を自由に選べる王道万能の通信教材です。

解説なども非常に詳しく、誰にでもおすすめができる教材と言えます。

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Z会の特徴

Z会もタブレット中心の学習とテキスト中心の学習を選択することが可能です。

Z会のタブレット
Z会のテキスト

名前はそのまま

  • タブレットコース
  • テキストコース

の2つです。どちらか迷う場合は、Z会公式もすすめるタブレットコースが良いでしょう。

私のYouTubeチャンネルの登録者に行ったアンケートでも。タブレットコースの方が若干人気でした。

Z会のコースは?

また、Z会のテキストコースも難易度に合わせてクラスを選択することが可能です。

Z会テキストコースのレベル選択
特進クラス対象学校一覧

●最難関国立・私立高校

<埼玉>慶應志木、早稲田本庄

<千葉>市川、渋谷教育学園幕張、昭和秀英

<東京>お茶女大附、筑波大附、筑波大駒場、東京学芸大附、開成、慶應義塾女子、巣鴨、早稲田実業、早大学院

<神奈川>慶應義塾

<愛知>東海

<京都>洛南

<大阪>大教大附池田、大教大附天王寺、大阪星光、清風南海

<兵庫>灘、白陵

<奈良>帝塚山、西大和学園

<和歌山>智辯和歌山

<広島>広島大附、広島大福山

<愛媛>愛光

<福岡>久留米大附

<長崎>青雲

<鹿児島>ラ・サール

●最難関公立高校

<東京>国立、西、日比谷

<神奈川>湘南、横浜翠嵐

<滋賀>膳所

<京都>堀川

<大阪>北野、天王寺、茨木

<兵庫>神戸

そもそもZ会は難易度が高い教材です。全国トップレベルの高校を志望する人以外は進学クラスが無難でしょう。

特進クラスは鬼レベル!

このように

進研ゼミもZ会も、どちらも教材としては非常に充実した内容になっています。

自分に合った難易度を選択することができれば、どちらも素晴らしい教材なのは間違いありません。

選択する難易度だけは失敗しないようにしましょう。

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料金は進研ゼミが安い

続いては料金を比較してみましょう。

結論。料金は進研ゼミのほうがリーズナブルです。

進研ゼミ12ヶ月払い6ヶ月払い毎月払い
中1
ハイブリッド
6,570円7,230円7,670円
中1
オリジナル
5,980円6,540円6,980円
中2
ハイブリッド
6,680円7,370円7,800円
中2
オリジナル
6,110円6,780円7,190円
中3
ハイブリッド
7,520円7,520円7,980円
中3
オリジナル
7,520円7,520円7,980円
Z会12ヶ月払い6ヶ月払い毎月払い
中1 5教科
タブレットコース
8,115円9,305円9,900円
中1 5教科
テキストコース
13,375円15,125円16,000円
中2 5教科
タブレットコース
8,965円10,225円10,900円
中2 5教科
テキストコース
10,740円12,180円12,900円
中3 5教科
タブレットコース
11,430円13,010円13,800円
中3 5教科
テキストコース(進学)
15,160円17,120円18,100円
中3 5教科
テキストコース(特進)
17,370円19,590円20,700円

このように、費用は進研ゼミのほうがかなり割安。

費用面はとても大切だと思いますので、基本的にはZ会よりも進研ゼミのほうがおすすめができます。

進研ゼミの費用についてさらに詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

教科数はどちらも9教科

続いては教材の教科数について確認をしていきましょう。

結論としては、進研ゼミもZ会もどちらも9教科(主要5教科+実技4教科)に対応しています。

実技4教科の勉強も気を抜いてはいけません。都道府県によっては内申点で大きなウエイトを占めることになるからです。

以下は私が企業向けに書いた記事です。よろしければ参考にしてください。

「実技教科は大切」ということを理解していただけたら、まずは進研ゼミの教科数を見ていきましょう。

進研ゼミの実技教科

進研ゼミにはこのような実技教科のポイントをまとめた冊子や問題集がつきます。

実技教科は勉強の仕方に悩む中学生も多いと思いますので、積極的に利用してみるといいでしょう。

Z会も実技教科に対応した冊子を利用可能です。

Z会の実技教科

ゼミもZ会も、実技教科にはしっかりと対応してくれるんだね!

Z会は1教科からの受講が可能

続いては受講の仕方についてです。

進研ゼミを受講する場合は、必ず9教科全てを受講しなければいけません。

1教科ずつ受講することは不可です。

一方でZ会は、1教科ずつ受講することが可能です。

Z会は1教科の選択も可能

基本的にはセットの受講がおすすめです。しかし特別な事情で1教科のみ必要とする場合は、利用を検討してみてもよいでしょう。

添削サービスはどちらにもある

続いては添削サービスについてです。

進研ゼミは添削サービスが用意されています。「赤ペン先生」の名前でお馴染みですね。

赤ペン先生

タブレット中心のハイブリッドスタイル、テキスト中心のオリジナルスタイル。どちらでも利用可能です!

Z会にも添削指導があります。

記述問題の添削サービスは応用力をつけるのに最適です。

積極的に利用してください。

努力賞制度はどちらにもある

教材を継続的に利用することにより、報酬をもらうことができる制度を努力賞制度と呼びます。

努力賞制度は進研ゼミ・Z会のどちらにも用意がされています。

まずは進研ゼミを見てみましょう。

進研ゼミの努力賞制度

このように継続して取り組むことによりさまざまな商品をもらうことができます。

努力賞制度がモチベーションアップに有効なことは科学的に証明されており、非常におすすめができます。

Z会にも努力賞制度はあります。正式には「学習ポイント制度」と呼びます。

このポイントは、以下のような内容に取り組むことで貯まります。

  • Z会MyPage/Z会学習アプリへのログイン(1日最大1ポイント)
  • 添削問題の提出(答案1枚当たり15ポイント)
  • 在宅模試の提出(答案1枚当たり30ポイント)
  • Z会の通信教育を継続して受講(毎月5ポイント)

ポイントを貯めることでもらえる景品は以下のようなもの。

  • 図書カード(1,000円~5,000円)
  • nanacoポイント(1,000円~5,000円)
  • Amazonギフト(1,000円~5,000円)

大人びた教材であるZ会らしい特典だと思います。

Amazonギフト券はうれしいね!

口コミと評判

続いては進研ゼミとZ会の口コミ評判を紹介します。

まずは進研ゼミの口コミから紹介をします。

進研ゼミの口コミ・評判

進研ゼミ中学講座は口コミや評判が「良い」教材です。

以下、当サイトが独自に調査集計した口コミの一部を紹介します。

受講する前は部活に集中し勉強をせず定期テストの成績がひどかったのですが、受講後は少しずつ定期テストの点数が良くなり学年でも20番以内に入るようになりました。

子供はタブレットで勉強することが楽しいようで、短い時間ですが毎日必ず机に座って勉強する習慣が身につきました。内容も難しすぎないようで気に入っています。

しっかり取り組むことで授業についていけないなど悩むことが減り、自分に自信が持てるようになったようです。部活を頑張りながら効率的に勉強をすることができているようで、このまま続けてみたいと親子で考えています。

40代 女性 ⭐️⭐️⭐️⭐️

教材が豊富でとても分かりやすく、見やすいため子供のとっつきはとても良かったです。

問題集以外にもいろいろなコラムや集中力アップのための方法論、おすすめの文房具等の記載など勉強に飽きないようにモチベーションを高めるコンテンツがあるのでとてもおもしろく勉強に取り組むことができると思います。また今までの色々なデータを持っているので勉強の対策に関しては詳細で分析がとても良いと思います。

高校受験対策などはとても内容が素晴らしいです。

40代 男性 ⭐️⭐️⭐️⭐️

このように、進研ゼミを上手に活用することにより、学習効率・成績がアップしたという口コミは多く寄せられています。

進研ゼミの口コミ・評判を詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

Z会の口コミ・評判

Z会中学生コースも口コミや評判が「良い」教材です。

以下、当サイトが独自に調査集計した口コミの一部を紹介します。

専用タブレットを利用するので効率よく勉強が出来るのが良かったです。塾などではなかなか勉強をしないという人はタブレットなどだと遊び感覚で勉強が出来るのでとても良かったです。

また、添削も受けることが出来るのでプロの方がしっかりと対応してくれます。

模試の判定や間違えたところなどもアドバイスをしてくれるのでタブレットといってもほったらかしではないところが良かったです。塾、家庭教師等が続かないという人におすすめです。

30代 女性 ⭐️⭐️⭐️⭐️

Z会は、幅広い教科のカリキュラムを提供しているので、国語、数学、英語、理科、社会など、中学校の主要な教科に焦点を当てて学習できます。

また、コース内容は中学校のカリキュラムに沿っており、学校の授業を補完する役割を果たせます。また分かりやすく丁寧に解説されているので基礎から応用まで段階的に学ぶことができ、理解度を確認しながら学習を進めることができるのが良いです。

あとオンライン学習形式で提供されているので自宅で自分のペースで学習することができオンライン学習中に分からない点や疑問が生じた場合専任の教師が質問に対して丁寧に回答してくれるので学習上の障害を解消すぐに解消できます。

40代 男性 ⭐️⭐️⭐️⭐️

Z会も上手に活用することで効率的な学習が可能になりそうですね!

Z会の口コミ・評判を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ここまで進研ゼミとZ会を徹底比較してきました。

結論としては、どちらも内容としては素晴らしい教材です。

ただし、偏差値60以上なのハイレベルな進学を希望する中学生以外は進研ゼミをおすすめします。

さらに料金も進研ゼミのほうがリーズナブルであるため、基本的には進研ゼミの利用がベストだと私は考えています。

もちろん学力・料金面に問題がない場合はZ会もおすすめだよ!

この比較を参考に、ぜひベストな選択肢を選んでみてください。

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進研ゼミとZ会はどちらがおすすめ?

続いてはお子さんやご家庭の特徴ごとに、進研ゼミとZ会のどちらがおすすめなのか、徹底解説していきます。

進研ゼミがおすすめな中学生・ご家庭の特徴

進研ゼミの教材

進研ゼミをおすすめするのは、次のような中学生・ご家庭です。

  • 毎日の学習習慣を身に付けたい
  • できれば低価格な教材を利用したい
  • 偏差値は60以下である

進研ゼミは学習習慣の定着に力を入れた教材です。

基本的には1回15分という短時間で効率的な学習ができるよう設計されています。

進研ゼミは1回15分

15分なんて短すぎない?

いえ、15分はとても現実的な数字です。成績を上げるために大切なことは学習習慣の定着です。

学習習慣がない中学生に毎日1時間のカリキュラムなどは、挫折の元です。

毎日15分で十分です。それに慣れてきたら30分、45分としていけばよいのです。

このように進研ゼミは学習の定着に非常に効果的な教材なのです。

また、ポイントとして進研ゼミの教材を全てやりきろうとしないことも大切です。

大切なのはゼミに取り組むことではなく成績を上げること。進研ゼミはボリュームが多く、全てやりきらないともったいない気もしますよね。

しかし教科や範囲を絞ることで、やることが明確になり継続できる中学生も多くいます。

内容を厳選しても構いませんので、ぜひ学習習慣を身に付け、成績アップに繋げてください。

継続が大切なんだね!

また、進研ゼミはZ会をはじめ、他の教材型の通信教材と比べかなりリーズナブルです。

費用をなるべくかけたくないご家庭にもとてもおすすめできる教材です。

最後に進研ゼミの難易度についてです。

進研ゼミは基礎〜標準レベルに対応した万能・王道の教材です。勉強に悩む非常に多くの中学生におすすめができまうす。

進研ゼミはコースを選択することにより難易度を変えることができます。

基本はスタンダードコースを選択し、偏差値が60以上あり、県内トップレベルの高校に進学を希望する人はハイレベルコースを受講するとよいでしょう。

スタンダードとハイレベル

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Z会がおすすめな中学生・ご家庭の特徴

Z会タブレットコース

Z会をおすすめするのは、次のような中学生・ご家庭です。

  • 偏差値が60以上
  • 多少割高でも大丈夫
  • おしゃれな雰囲気で学習したい
  • iPadやApple pencilを持っている
  • 学習習慣が身についている

Z会はハイレベルな教材であるため基本的には偏差値が60以上の中学生が利用するとよいでしょう。

料金も進研ゼミより多少割高です。

Z会は進研ゼミよりも、教材がオシャレな雰囲気です。

Z会のタブレットの使い方

このような雰囲気が好みの中学生にとっては、Z会はよりおすすめできる教材と言えそうです。

さらに

Z会のタブレットコースは、iPad+Apple Pencilで受講することも可能。

自分のiPadとApple Pencilをもっている中学生にはさらにおすすめができます。

おしゃれに勉強できるね!

最後にZ会は学習習慣が身についている中学生におすすめの教材です。

難易度が高めに設定されているため、机に向かう習慣が無いと挫折率が高い教材と言えそうです。

利用の際は注意してください。

中高一貫生におすすめなのはどちらの教材?

中高一貫

続いては中高一貫の生徒には進研ゼミとZ会のどちらがおすすめなのかを解説します。

結論

中高一貫生には進研ゼミの中高一貫コースがおすすめです。

進研ゼミ中高一貫

中高一貫講座は、通常の中学講座よりも進度がはやく、中2までの教材で中学校の学習内容が終わるようになっています。

中3の教材は、中学校の内容の復習や、高校の範囲の学習が可能になっています。

料金は通常の中学講座よりも少し割高。

進研ゼミ12ヶ月払い
中高一貫講座月額9,410円(中1)

月額9,410円(中2)

月額9,410円(中3)
普通の中学講座月額6,990円(中1)

月額7,140円(中2)

月額7,190円(中3)
(税込・12ヶ月一括払い・タブレットを使ったスタイルの料金)

ですが内容としては一貫校に通う中学生にぴったりの教材となっていますので、私は進研ゼミの中高一貫講座をおすすめします。

なお、中高一貫講座はハイブリッドスタイル(タブレット中心の教材)しかありませんので、その点はご注意ください。

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高校受験におすすめなのはどちら?

続いては進研ゼミとZ会のどちらが高校受験におすすめかを紹介しまうす。

結論は以下の通り。

  • 志望校の偏差値が60以下→進研ゼミ
  • 志望校の偏差値が60以上→Z会or進研ゼミハイレベルコース

となります。

志望校の偏差値が60以下。つまりほとんどの中学生は進研ゼミを利用するのが無難でしょう。

一方で志望校の偏差値が60以上の場合は、Z会を検討するのもよいでしょう。

志望校の偏差値が60以上の場合でも、現在の偏差値が55などの場合は進研ゼミにしましょう。

成績はハイレベルな教材に取り組めば上がるわけではなく、自分のレベルに合った教材に取り組むことで上がるからです。

また、偏差値60以上の高校を目指す場合でも、Z会でなく進研ゼミのハイレベルコース受講するのもおすすめができます。

料金や教材の雰囲気を考え、選択するとよいでしょう。どちらも素晴らしい教材です。

ゼミとZ会の併用・両方利用するのはあり?

最後に進研ゼミとZ会の併用について解説をします。

結論

進研ゼミとZ会の併用は無しです。

進研ゼミもZ会も非常にボリュームが大きい教材です。

この両方に取り組むというのは、消化不良になってしまう可能性が非常に高いです。

勉強は、3冊の問題集に1回ずつ取り組むよりも、1冊の問題集に3回取り組む方が効果が高いです。

このポイントを考えたとき、ゼミとZ会の両方に取り組むのはデメリットのほうが大きいと言えるでしょう。

まずは進研ゼミかZ会のどちらかをしっかりとこなすことを第一に考えると良いでしょう。

そのうえでさらに教材が必要な場合は、問題集や参考書を購入する程度にとどめておくことをおすすめします。

まずは1つの教材を完璧に!

まとめ

これで進研ゼミとZ会の教材比較を終わります。

結論としては、偏差値60以上の中学生以外は問答無用で進研ゼミを利用するとよいでしょう。

60以上の偏差値の場合は、Z会か進研ゼミのハイレベルコースを検討するとよいでしょう。どちらでも問題がありません。

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この記事が参考になり、みなさんの成績がアップすることを心よりお祈りしています。

進研ゼミとZ会についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

また、中学生向けの通信教材の一覧を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

教材名進研ゼミロゴ進研ゼミスタディサプリロゴスタディサプリZ会ロゴZ会スマイルゼミロゴ
スマイルゼミ
サブスタロゴ
サブスタ
ポピーロゴ
POPY
デキタスロゴ
デキタス
東進オンライン学校ロゴ
東進オンライン
すららロゴ
すらら
天神ロゴ
天神
きっずゼミロゴ
キッズゼミ
学習方式教材型動画視聴型教材型教材型動画視聴型教材型教材型動画視聴型教材型教材型教材型
使用教材タブレット中心
テキスト中心
を選択可能
自分のタブレット・スマホタブレット中心
テキスト中心
を選択可能
専用タブレットを購入
(普通のタブレットとしても使用可)
自分のタブレット・スマホテキストのみ自分のタブレット・スマホ紙教材
タブレット
自分のタブレット・スマホPC紙教材
教科数9教科5教科9教科9教科5教科5教科5教科5教科3教科
5教科
5教科3教科
5教科
難易度標準標準難しい標準やさしいやさしいやさしい標準やさしい標準標準
入会金0円0円0円10,978円
(タブレット代)
0円0円0円0円10,000円(3)
7,000円(5)
0円なし
料金約7,500円約2,000円約8,000円〜約8,000円〜7,900円約5,000円4,400円2,980円8,000円(3)
9,980円(5)
900,000円
(買い切り)
約5,500円
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

このサイトでは、学力アップに有用な情報を集めております。またいつでも遊びに来てくださいね!

またねー!

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この記事を書いた人

元教員です。(経験年数11年)現在は教育フリーランス。運営する理科サイトは月間ユーザー30万人。YouTubeの登録者は7万人。著書『さわにいの中学理科電気分野が3日でわかる本(翔雲社)』このサイトでは成績アップに繋がる情報を紹介

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