【教員の転職】失敗&後悔しない5つのポイントを元教員が解説

この記事は次のような方向けです。

  • 教員からの転職を検討中
  • だけど失敗はしたくない
  • 失敗や後悔をしないポイントを知りたい

教員からの転職って、勇気がいりますよね。暗闇の中に飛び込むような恐怖を感じる人もいるかもしれません。

ですが心配はいりません。教員からの転職には、失敗しやすいポイントが決まっています。

今回は教員からIT企業に転職経験がある私が、経験を元に「教員からの転職。失敗や後悔しやすいポイント」を紹介していきます。

私は教員からの転職者にインタビューをしたり、アンケートをとったりしています。(100人以上)

これらの経験・意見を元に、記事を書かせてもらいました。

参考にしていただければ幸いです。

自己紹介

さわにい」と申します。

元中学校理科の教員です。公立中学校で11年勤務しました。

過労で倒れ教員を退職。その後はIT企業に転職。

現在はフリーランスとして活動をしています。

2022年10月には、中学理科の学習参考書も出版しました。

 
解説よろしくお願いします!

教員からの転職で後悔する人は少ない

転職を考えている先生方に、まず知っておいてほしいこと。それは、「転職で後悔する人は少ない」ということです。

私は教員からの転職者100人にアンケートをとりました。次の3つの結果をご覧ください。

転職に対する恐怖心
後悔はあるか
転職を勧めるか

教員からの転職に恐怖を感じた人は66%。半分以上の人が恐怖を感じています。

しかし実際に転職してみると「後悔は無い」としている人が91%です。

つまり恐怖を一度こえてしまえば、転職が成功する確率は極めて高いのです。(アンケートの詳細はこちら

 
転職をすすめる人も多いね!

転職を成功させるのに最も必要なことは、「転職にチャレンジする」ということなのです。

また

幸か不幸か2024年現在、教員は不人気職になっています。(悲しい)

そのため、転職に失敗したら「また教員に戻る」ということも容易なのです。

この点も転職をおすすめできる大きな理由になります。

転職を検討している人は、以下の記事より転職サイト転職エージェントに登録してみてください。

教員からの転職を成功させるには、これらを利用することは必須です。

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転職サイトと転職エージェント

失敗しない5つのポイント

会話

ここからは教員からの転職で失敗や後悔をしないためのポイント5つを解説していきます。

ポイントは以下の5つです。

  1. 転職する理由を明確にする
  2. 収入は減るものと心得る
  3. 教員と民間の違いを理解する
  4. 社会的地位の低下を受け入れる
  5. 【最重要】転職の計画は退職前に

1つ1つ詳しく解説していきます。

1.転職する理由を明確にする

まずは「なぜ転職したいのか。」この理由を明確にすることが大切です。

転職を決意する理由は千差万別でしょう。私が100人に行ったアンケートでは、以下のような転職理由がありました。

30代 高校 男性生徒の質が悪くなった
職員同士が仲違いしていた
業務が過労死レベルまで達していた
20代 小学校 女性時間外の仕事が多い。休日出勤が多い。保護者のクレームがひどい。
20代 中学校 男性・将来を考えられる恋人ができ、私生活に時間を割きたいと思ったのと、今後の結婚と仕事の両立に不安を感じることが増えたから。
・理不尽なクレームからストレスが酷く、精神的にも肉体的にも限界を感じたから。
・これからの仕事と私生活を考えた時に不安となる要素しか感じなかったから。
30代 小学校 女性自分の子どもと向き合う時間がとれない。
雑務が多すぎる。
休日がない。
30代 小学校 女性休日がまともにとれない。残業が多い。子どもたちの対応が大変。
20代 高校 男性家に帰れない、休みが取れない、体力がもたない
20代 中学校 男性部活の時間で休みが取れない
合わない生徒がいた
給料に不満があった
40代 小学校 男性残業や休日出勤が多い。モチベーションが保てなくなってきた。保護者対応が難しい。
30代 高校 女性家族と時間をとれなかったから、趣味に時間をかけられない、ストレスが非常にかかる
20代 中学校 男性月の残業時間が200時間を超えていて精神的に疲れていた。
このまま教員を続けることに疑問を持った。
そのタイミングで定期人事異動があり、教育事務所のミスで有り得ない人事異動があった。
20代 中学校 女性人材不足による現場の状況がひどかったため給料に見合わない勤務状況を当たり前に強いられ相談したら教員やるならボランティアやるつもりじゃなきゃと言われ愕然としたのと、カオスな生徒たちに叫びすぎて声が出なくなって半年で授業の続行が不能になったからと、精神的ストレスが尋常じゃなかったので一生続けられる仕事じゃないと思ったからです。
20代 中学校 女性想像していた以上にプライベートと仕事の区別がつかない。
生徒にとっては一生、自分は先生でありその自信がなかった。
私がいた学校の教員が人間的に受け付けなかった
30代 高校 男性保護者にクレーマーの保護者が居たこと。
そのクレーマーにより鬱状態になったこと
教え子の進路に責任を持ちたくなかった。
20代 中学校 男性やりがいがない。
授業は毎年同じことの繰り返しで発展がない。
部活の指導はきつく、休みも減って嫌だった。
20代 小学校 男性さらなるキャリアアップ、収入増加、夢の実現
20代 小学校 女性実際に学校での生活が嫌になったわけではないので、ちょうど良い機会だからと思ったから、人に勧められたと言うこともあったから、家庭環境に少し変化があって別の仕事を選びたいと思ったから
20代 中学校 女性残業が多すぎた。嫌な同僚がいた。嫌な上司がいた。
30第 中学校 男性業務内容が多い
残業が多い
部活動の手当が少ない
20代 小学校 男性狭い世界でしか働けない。
長時間拘束。
休日出勤。
20代 中学校 女性とにかくやることが多すぎる。持ち帰りの仕事、休日も仕事。職場の雰囲気が悪すぎる。上下関係が厳しい。精神的にきつい。
 
教員って大変だ…。

教員であれば、思わずうなずいてしまう意見も多いでしょう。

ここで大切なのは、あなたが大切にしたいを決めることです。

  • 給与
  • 勤務時間
  • 休日
  • やりがい
  • 興味関心

など、何を大切にするのかを明確にする必要があります。

明確であればあるほど、成功率は高まり、後悔は少なくなるでしょう。

妥協点も考える

未来

譲れないものと同時に、妥協点も考えておくとよいでしょう。

「全てが理想の条件」という転職はほぼ不可能だからです。

私は現在フリーランスで働いており、「職場」「時間」「人間関係」に縛られずに働いています。

しかしそれでもなお「全てカンペキ」などという仕事はありません。

「50点」→「55点」→「60点」と長い時間をかけて自分の理想に近づけていく意識でちょうど良いでしょう。

特に

異業種への転職であれば「全て好条件」はあきらめましょう。

徐々にスキルアップをしていくことが大切です。

この過程は、とても楽しいものですよ!

2.金銭面の心得

お金

続いては「金銭面の心得」をみていきましょう。

後悔しないために、知っておくべきポイントは次の3つです。

  • 収入は減少しやすい
  • 失業手当はもらえない
  • 時給換算では給与が増える可能性も

の3つです。詳しくみていきましょう。

収入が減少しやすい

教員からの転職を行う際には「給与は減る」ものと考えることが必要です。

以下は、一般的な民間と教員の給与の比較です。

民間企業の給与平均

年代平均年収
20代348万円
30代444万円
40代510万円
50代613万円
doda

教員の給与の平均①

年代平均年収
20代298.4万円
30代370.0万円
40代479.0万円
50代653.0万円
学校の先生の年収を解説より

教員の給与の平均②

年代平均年収
20代377〜514万円
30代514〜683万円
40代676〜782万円
50代782〜898万円
平均年収.jpより

参照元のデータにかなり違いがあるのですが、一般的に教員の給与は民間よりも「やや高い」と理解しておきましょう。

 
つまり、教員から転職すると、給与は下がりやすいんだね!

そうです。教員からの転職2年目で、年収700万に到達する「show」さんのような方もいますが、基本は下がると考えておきましょう。(showさんの転職体験談は↓)

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英語教諭からの転職体験談

しかし

逆に考えると収入面さえ妥協できれば、教員からの転職はかなり容易です。

そもそも教員はみな偏差値50以上です。世の中の半分は偏差値50以下の人。

それらの人も立派に働いているので、教員が民間で働くことは容易いのです。

失業手当はもらえない

「公務員には失業手当がない」ということも知っておきましょう。

公務員は基本的に失業の恐れが無いため、失業保険がもらえないのです。

私はこれを知らずに少し焦りました。転職体験談のアドバイスをした方々も、知らない人が多かったです。

退職金はもらえますので、そのお金で転職までの時間を稼ぐのもよいでしょう。

退職金の目安は以下の通り。

勤続年数退職手当の目安
1年108,857円
3年336,633円
5年674,475円
10年2,315,803円
15年4,535,733円
20年8,562,565円
25年11,900,795円
30年15,002,511円
35年16,020,528円

注意

転職活動は「在職期間中に行う」のが基本です。

・長期休暇中をうまく使う

・転職エージェントを上手に活用する

の2つのポイントを押さえつつ、上手に転職活動をしましょう。

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転職サイトと転職エージェント

「失業手当はもらえない。」盲点になりますので、注意しましょう。

時給換算では給与が増える可能性も

最後に朗報です。「教員からの転職は給与が下がる」とお伝えしましたが、「自給換算」で考えると、給与が上がっている場合も多いです。

教員は毎月100時間近く、ほぼ無給の残業時間があるからです。

これが教員の「自給換算」の給与を著しく下げているのです。

 
バイトと大差ない人も多い…。

3.教員と民間の違いを理解する

転職後の仕事

続いて「仕事面」において、後悔しやすいポイントをお伝えします。

教員は優秀ですが、「民間企業での業務経験が無い」ことがデメリットとしてみなされます。

仕事面でで紹介するポイントは5つ。

  1. 1から学ぶ意識を持つ
  2. 結果が重要視される
  3. ノルマがある
  4. 【完璧】な仕事は存在しない
  5. 教員よりブラックな仕事は珍しい

この5つのポイントを知ることで、転職での失敗や後悔の可能性を激減させることができるでしょう。

詳しく解説していきます。

1から学ぶ意識を持つ

転職の際は「大卒新入社員」のつもりで転職をすることが大切です。

元教員は「プライドが高い」「偉そう」という印象を持つ人が少なく無いからです。

「元教員」というより「人による」とも思いますが、世間には教員に悪いイメージをもっている人も多くいます。

「新しく1から学ぶ」という意識を忘れないようにしましょう。

結果が重要視される

教員の仕事は「結果」を求められることが少ないです。

アンケートなどもありますが、その結果によって教員人生が左右されることは少ないです。

一方で、民間では結果が強く求められます。

民間企業は、利益を追求することが基本です。モノやサービスを提供して得られる対価が主な活動資金となります。

この感覚に慣れるまでは苦労することも多いでしょう。

とはいえ、心配しすぎずとも1、2年で慣れてきますので、事前の心構えのみしっかりとしておきましょう。

ノルマがある

職種によりますが「ノルマがある」可能性があるのも民間企業の特徴です。

ノルマが達成できないと、上司からのプレッシャーであったり長時間労働といったことが起こりえます。

そのため、精神的にも体力的にもきつくなることがあります。

加えて、ノルマを達成できないと昇給やボーナスといった給料の面でもきつくなることもあります。

 
転職前に、しっかりと確認!

一方で

ノルマをしっかりとこなすことで、高い評価を得ることができたり、給与に反映されたりすることも多いです。

教員であれば、どんなに良い授業をしても、給与に反映されることはありません。

教員よりブラックな仕事は珍しい

最後になりますが、「教員よりもブラック」という仕事はかなり少ないことを知っておきましょう。

少なくとも、残業によって手当がでない仕事はかなり稀です。

勤務時間前に、子ども(つまりお客さん)が来て、勤務時間後も子どもがいるなど、民間では考えられません。

責任は大きく、クレームも多いです。教員は、体力的にも精神的にも過酷であり、転職後は改善されることが多いのです。

以下、アンケートの結果です。

転職後の休日の変化
残業時間の変化

4.社会的地位の低下を受け入れる

教員のメリットの1つは「社会的信用の高さ」です。ローンを組んだり、結婚をするときなど、「教員」という肩書きは有利にはたらくことが多いです。

(最近は部活未亡人などという言葉もありますが…。)

教員から民間への転職では、多少なりとも社会的信用度が下がることを理解しておきましょう。

クレジットカードなどは、教員の時の方が審査に通りやすいので、転職前に作成しておくとよいでしょう。

周りは必ず引き止める

転職の意思を伝えた場合、家族、同僚などから引き止められることがほとんどです。

特に日本はチャレンジを嫌うため、引き止める人が多いのです。

もちろん、引き止めてくれる人は善意で言ってくれているでしょう。それだけに厄介なのです。

この引き止めに打ち勝つことができるかどうかが、転職に成功できるかどうかのカギになります。

転職をするかしないか。これは本当に難しい問題です。

あなたが転職に失敗しても、誰も責任をとってくれません。

しかし引き止める人に従い転職をせず、その結果不幸な人生を歩んだとしても誰も責任を取りません。

もちろん私も、あなたに「転職をしろ」とも「転職をするな」とも言う権利はありません。

自己責任として腹をくくり、決定することが大切でしょう。

ただ、失敗は無意味を意味しません。踏み外したならもう一歩踏み出すだけの話です。

深刻になりすぎず、あなたの人生を楽しんでほしいと思います。

成功と失敗

5.【最重要】転職の計画を立てておこう

最後に、教員からの転職で失敗しない計画の立て方を紹介していきます。

  1. 在職中に転職活動を行う
  2. 一人での転職活動は失敗する
  3. 転職エージェントを利用しよう
  4. 在職中に転職活動を行う

の順に解説をしていきます。

在職中に転職活動を行う

転職は在職期間中に行うのが基本です。

  • 履歴書や職務経歴書に空白が少ないほうが良い
  • 収入がない期間を無くす

ためです。

転職開始〜完了までは、1〜3ヶ月程度はかかります。そのため、秋〜冬を目処に転職活動を行うことが理想です。

詳しくは次の記事を読んでみてください。

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教員を辞めるタイミング

しかし

心身の不調を感じている場合は、時期など関係なく、早めに休暇をとったり退職を検討する必要があります。

私は体を壊し退職をしましたが、一度体を壊すと、新たに仕事を始める時に本当に苦労します。

 
絶対に無理はしないでね!

一人での転職活動は失敗する

続いてのポイントは「一人で転職活動をしない」ということです。

転職を成功させるには多くの人からアドバイスをもらい、たくさんの求人と出会うことが大切です。

  • 本当に転職すべきか
  • 自分の強み・弱みは何か
  • 自分に合った企業とは何か?

自己分析は大切ですが、同時に多くのアドバイスをもらうことが大切になります。

一人で突っ走ってしまうことはやめましょう。

転職エージェントを利用しよう

転職には転職エージェント転職サイトを利用しましょう。

転職エージェントとは、担当者がついて転職相談やサポートをしてくれる無料のサービスです。

自分の要望に合った企業を紹介してくれたり、面接の日程調整・サポートまでしてくれます。

転職サイトは、自分で求人を検索できるサービスです。

企業の応募や面接対策は自分で行う必要がありますが、スキマ時間に求人を探せることが魅力です。

転職エージェント転職サイト
サポート転職業界のプロが個別にサポートサイト内の情報を自分で検索
確実性書類や面接の対処法、企業ごとの対策をレクチャー調査から対策まで自分次第。
気軽さ登録後にこちらの要望を伝える必要あり自分で検索して探すことができる。
求人数多い。非公開求人もあり。多種多様な求人がある。
手間要望を伝える必要はあるが、自分での企業選定が必要ない。要望は伝えないで良いが、すべて自分で調査。

転職エージェントは2社会以上登録するようにしましょう。

担当者によりアドバイスの偏りが発生することを防ぐためです。

複数の担当者に相談することにより、さまざまな角度から分析でき、多くの企業を紹介してもらえます。

また

エージェントの担当者には「何としても転職させよう」と考える人もいるようです。

あなたが転職すれば、企業から売上がエージェントに支払われるからです。

エージェントに「利用されない」ためにも、複数登録を進めます。

基本はリクルートエージェントdoda で十分です。

エージェントや転職サイトを詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。

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転職サイトと転職エージェント

転職サイトにもいくつか登録をしておくとよいでしょう。

転職者の8割が利用するリクナビNEXTと、適正年収診断も行える転職サイトミイダスがオススメです。

12月に退職を伝えるのが理想

円満退職を目指すなら、12月に退職を伝えることが理想です。

この時期に、管理職から「来年度退職を検討している人は管理職まで」という連絡があるケースが多いです。

その際に伝えるとよいでしょう。

もしくは、2学期の後半に面談がある場合は、その際に伝えるのもオススメです。

1月の後半以降に退職を伝えた場合は、管理職はじめ多方面に迷惑がかかってしまいます。

可能な限り、年末までには伝えることが理想です。

【アンケート結果】教員からの転職で失敗したこと

最後に、「教員からの転職で失敗したこと」のアンケート結果を載せておきます。

参考にしていただけると幸いです。

転職先の会社で、教える事が得意だと思われ、教育系の仕事を振られそうになったこと。
全くの他業種への転職のため、これまでのノウハウが活かせないこと。
残業が多くなってしまった。
定時で帰れてボーナスがちゃんと出ることを最優先した結果、結局有給がろくに取れない会社に来てしまった。
転職先選びと履歴書作成でバタバタしており、志望動機や面接のことを一切考えていなかった、練習していなかったこと。
なかなか就職先が決まらず、焦ってしまったこと。
転職の時期が遅くなってしまった。もっと早く決心して求職活動をすればよかった。
失業保険が出ないことを知ったこと。
教員退職後、いまだに自分の納得できる仕事をできていないこと。
職種を変えて転職した先の私立の学校の経営状態を見抜けず、勤務を始めてお給料をもらう前に募金を募られたことです。
仕事を辞めて、決まるまで、時間が少しあいたが、その間の生活費。
異業種から転職したことで
周りから変な目で見られた
失敗をしたとは思っていないので大丈夫です
もっとインセンティブの高い企業に就職すれば稼げていたかなとは思う。
家賃補助が多く出されていたので、結果的に収入は減ってしまった。
安定性は減ったのでリスクはあります
辞めたいあまりに先のことを考えられてませんでした。
また給与が一からリセットされたことです。
多くのサービスに登録しすぎると、連絡がたくさん来る。メール、電話も来て対応が面倒でした。この点は失敗です。ある程度絞って活動した方が良い
退職金制度が無い会社があるとは知らなかった。
入ってみたら結構ブラック企業だったこと。
周りの同僚が地元大学出身者なので、自分は肩身の狭い思いをすることが多々ある。
もう少し早くから転職活動をしておけば、余裕を持って転職ができたと感じている
自由な時間は出来たし精神的に余裕が出来たけど、収入がかなり落ちてしまった。
職場の雰囲気に負けて転職を決めにくかった
見学や事前に会社のことを詳しく調べてから入社したら良かった
失敗はしていません。むしろ転職したことによって精神的に楽になりました。強いて言えば給料が下がったくらいです。
年収が下がってしまった。
転職先を見つけてから退職すべきだった。
特になし(多数)

まとめ

 これで、教員からの転職で失敗しないポイントについての解説を終わります。

  1. 転職する理由を明確にする
  2. 収入は減るものと心得る
  3. 教員と民間の違いを理解する
  4. 社会的地位の低下を受け入れる
  5. 【最重要】転職の計画は退職前に

のポイントを押さえ、転職を成功させて下さいね!

みなさんが1年後、笑顔で人間らしい生活を送っていることを、心よりお祈り申し上げます!!

 
またねー!
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