記録タイマーの使い方の中学生向け解説ページです。
「記録タイマーの使い方」
は中学3年生の物理で学習します。
①記録タイマーの復習をしたい
②5打点でテープを切る理由を知りたい
③例題を解きたい
という人は
このページを読めばバッチリだよ!
20分時間がある人は、
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1.記録タイマーとは何か
では、記録タイマーとはどんな道具か。
という解説から始めるね。
記録タイマーは下の青い道具だね。
(関西は1秒間に60回)
それが何の役に立つの?
記録タイマーは速さを知るのに役立つ
点の間隔が広いと動きは速い
点の間隔が狭いと動きは遅い
2.打点の間隔とスピードの変化
台車の速さがだんだん遅くなると、
点の間隔の変化を見れば、スピードの変化もわかる。
①だんだん速くなる→点の間隔が広くなる
②だんだん遅くなる→点の間隔が狭くなる
③スピードが変化しない→点の間隔が一定
3.記録タイマーと打点の数
記録タイマーとテープを使えば、スピードの変化もわかるんだね。
まず始めに、まる覚えでもいいから暗記してほしいことがあるんだ。
それは、
「5打点ごとにテープを切ると、0.1秒間に進んだ距離になる」
というものなんだ。
これは丸覚えでも、必ず覚えてね!
ねこ吉。記録タイマーは1秒間に何回点を打つ機械だったか覚えているかな。
なるほどね。記録タイマーが1回点を打つのにかかる時間は50分の1秒。わかったよ。
だけど、それが何なの?
じゃあ、5回点を打つのにかかる時間は何秒?
(関西では6回点を打つのにかかる時間が0.1秒)
ここで始めの説明の戻ろう。
「5打点ごとにテープを切ると、0.1秒間に進んだ距離になる」
ということになるでしょ?
(関西では6打点ごとに切る)
(関西では6打点ごとに切る)
4.記録タイマーと速さの計算
では、テープをもとに速さを計算してみよう。
問題1
このように、台車にテープをつけて動かしたところ、
A~Bの5打点の距離が5cmだったとするよ。
このとき、A~Bを動いたときの台車の速さがわかるかな?
進んだ距離は5cmだね。
あとは時間がわかれば速さが出せるよ!
時間は書いてないけど、わかるかな?
つまり時間は0.1
5÷0.1で速さは50だね。
答え50cm/秒
もう一つ例題を出すね!
問題2
問題3(グラフ)
最後の問題はグラフ形式だよ。
A、Bのグラフのうち、急な斜面を走った台車のテープをはったものはどちらかな?
また、アのテープのときの台車の平均の速さはいくらかな?
だからBの方が急な斜面だね!
3÷0.1で、速さは30だね!
記録タイマーは速さを知るのに役立つ
点の間隔が広いと動きは速い
点の間隔が狭いと動きは遅い
点の間隔の変化を見れば、スピードの変化もわかる。
①だんだん速くなる→点の間隔が広くなる
②だんだん遅くなる→点の間隔が狭くなる
③スピードが変化しない→点の間隔が一定
5打点ごとにテープを切ると、0.1秒間に進んだ距離になる
(関西では6打点ごとに切る)