このページでは中学理科で学習する
- ① 動物の細胞のつくり
- ② 植物の細胞のつくり
について詳しく解説していくよ!
急いでる人のためにまとめておくと、下の図のようなものだね。
これらについて詳しく解説していくよ。
中学理科に必要な知識はこのページを見ればバッチリだよ!
1. 動物の細胞のつくり
まずは動物の細胞のつくりから学習していこう!
動物の細胞は大きく
- ① 核
- ② 細胞膜
- ③ 細胞質
という3つの部分からできているよ。
図で見るとこのようだね。
① 核
「核」で重要なことは次の3つだよ。
1つの細胞に核は1つだけある。
核の中には遺伝子の情報が含まれる
「酢酸カーミン溶液」「酢酸オルセイン溶液」などで赤色に染まる
これらは非常に大切な特徴なのでしっかりと覚えておこう!
② 細胞膜
次は細胞膜。
これは細胞と細胞の間を分けるうすい膜のことだよ。
③ 細胞質
最後は細胞質。細胞質は、核以外の部分のことで、水分やタンパク質を含んでいるよ。
2. 植物の細胞のつくり
では植物の細胞のつくりから学習していこう!
植物の細胞のつくりのほうが少し
複雑
だよ。
植物の細胞は大きく
- ① 核
- ② 細胞膜
- ③ 細胞質
- ④ 葉緑体
- ⑤ 細胞壁
- ⑥ 液胞
という6つの部分からできているよ。
図で見るとこのようだね。

① 核
植物の細胞にも核はあるんだね。動物の細胞と同じように
1つの細胞に核は1つだけある。
核の中には遺伝子の情報が含まれる
「酢酸カーミン溶液」「酢酸オルセイン溶液」などで赤色に染まる
という特徴をしっかりと覚えておいてね!
② 細胞膜
次は細胞膜だね。
これも動物の細胞と同じように、細胞と細胞の間を分けるはたらきをしているけれど、後で出てくる「細胞壁」と混ざらないように注意してね!
③ 細胞質
最後は細胞質。これも動物の細胞と同じように水分やタンパク質を含んでいるよ。
④ 葉緑体
葉緑体は植物の細胞だけに見られるんだよね。よくテストにもでる大事な部分だよ。
緑色で、光合成を行いデンプンをつくる
ヨウ素液で青紫色に変化する
などの特徴をもつよ。必ず覚えておこうね!
⑤ 細胞壁
次は細胞壁。
植物の細胞には細胞膜の外側に丈夫な壁である「細胞壁」があるんだね!
植物は強い風が吹いたりしても、簡単に曲がったり倒れたりするわけにはいかないよね。
だから体を支えやすくするために細胞壁があるんだ。
また、植物は動物と違って動かないから、細胞壁で体を固くしてもあまり不便では無いんだろうね。
⑥ 液胞
最後は液胞だね。
液胞は、水分量の調節や、老廃物をためるはたらきがあるよ。
だから、細胞が成長するほど液胞は大きくなりやすいんだ。
植物の細胞には細胞壁という壁があるから、液胞に老廃物(いらないもの)をためれるようにすると便利なんだね。