「血液の成分」
「血液のはたらき」
の中学生向け解説ページです。
血液の成分とはたらきは中学2年生で学習します。
①赤血球
②白血球
③血小板
④血しょう
・血しょうと組織液の違い
を知りたいという人はこのページを読めばバッチリだよ!
うん!
写真や画像などを使ってくわしく説明するね!
1.血液の4つの成分とはたらき
中学生が学習する血液の成分は次の4つだよ!
①赤血球
②白血球
③血小板
④血しょう(組織液)
それぞれの、はたらきをみていこう!
①赤血球
赤血球は、血液の中にある、赤色の固形成分だよ。
赤色で、真ん中が少しくぼんだ形をしているね。

赤血球はヘモグロビンを含み、酸素を運ぶはたらきがある。
②白血球
白血球は、血液の中にある、白色の固形成分だよ。
白血球は「アメーバ運動」といってうねうね動くんだよ!
(生体運動マシナリー図鑑様より)
で、白血球はどんなはたらきをしているの?
すり傷のところにできる白い膿などは、
菌と戦った白血球の死がいが含まれているよ!
白血球は体の中の体の中の細菌や異物を消化するはたらきがある
③血小板
血小板は、血液の中にある固形成分だよ。
血小板には、出血したときに血液を固まらせるはたらきがある。
ここまでに出てきた、
赤血球
白血球
血小板
の3つをまとめて、「血球」と呼ぶよ。これも覚えておこう!
④血しょう
血しょうは、血液の中にある液体成分だよ。
透明で、うすい黄色をしているよ!
そう。大切なポイントだね!
固体成分(血球)
赤血球・白血球・血小板
液体成分
血しょう
だね。
そして血しょうは
「栄養分」「二酸化炭素」「不要物」
などを運ぶはたらきがあるんだよ。
また、菌や毒素のはたらきを弱める「抗体」を含んでいるのも血しょうなんだ。
色々なはたらきがあるんだね!
★注意
「血しょう」の漢字は「血漿」と書くんだ。
「血小」と書くと✕になるから気をつけてね!
血しょうには「栄養分」「二酸化炭素」「不要物」などを運ぶはたらきがある。
また、血しょうは液体成分である。
2.血しょうと組織液の違い
最後に「血しょう」と「組織液」を説明して終わりにするね。
まず、血管の中の血液中にあるときの名前が「血しょう」だね。
そして血しょうは体中に運ばれ、体のすみの毛細血管までたどり着くんだ。

「血しょう」と「組織液」は同じもの。
血管の中にいる時は「血しょう」
血管の外に出て細胞の周りに行くと、「組織液」
これで、
「血液の成分」
「血液のはたらき」の
解説を終わるよ!