このページでは「力のはたらき」
について中学生向けに解説していきます。
「力のはたらき」はこのページを読めばバッチリです!
みなさんこんにちは、
このサイトを作っている「さわにい」といいます。
中学理科教育の専門家です。
よろしくです!
では、力のはたらきの学習スタート!
1.力のはたらき
① 力がはたらいたときの現象
まずは「力のはたらき」
つまり物体(物)に力が加わると、どのようなことがおこるか
を学習していくよ。
さっそくだけど、
物体に力が加わると、どのようなことがおこるかな?
難しく考えないでいいよ。「物体に力が加わる」というのは
物体を押したり
引っ張ったり
たたいたり
けったり
投げたり…
物体にこれらのことをすると、ものはどうなる?ということだね。
言えるだけ言ってみよう!
物の種類は、固いものでも、柔らかいものでも、どんなものを想像してもいいよ!
こんな感じかな?
さらに色ごとに並べかえてみるね。
① つぶれる・こわれる・伸びる・曲がる・折れる・破れる・へこむ・ちぎれる
② 飛ぶ・落ちる・動く・進む・止まる・開く・閉まる
③ 支える
このようになるよ。
まずは①を見てみるよ。
「つぶれる・こわれる・伸びる・曲がる・折れる・破れる・へこむ・ちぎれる」
だね。
これらを整理して一言で表すことはできるかな?
その通り!
つまり、
「力のはたらき(物体に力が加わると、どのようなことがおこるか)」
の一つ目は、物体の形が変わる。ということなんだね。
力のはたらき① 物体の形が変わる。(物体が変形する)
次に②を見てみるよ。
「 飛ぶ・落ちる・動く・進む・止まる・開く・閉まる」だね。
これらは物体を動かしたり、動いているものを止めたり、動く方向を変えたり。
ということだね。
つまり
「力のはたらき(物体に力が加わると、どのようなことがおこるか)」
の二つ目は、物体の動きが変わる。ということなんだ。
力のはたらき② 物体の動きが変わる。
最後に③だね。
「③ 支える」。これはそのままだね。(笑)
ただ、覚えるのは簡単だけど、少しわかりにくいから注意してね。
例えば手のひらの上に物体を置いて、動かさない場合。
これは手は物体に力を加えているかな?
ねこ吉はどう思う?
② まとめ
まとめるよ。力のはたらき(物体に力が加わると、どのようなことがおこるか)は次の3つ。
①物体の形が変わる。(物体が変形する)
②物体の動きが変わる。
③物体を支える。
2.おまけ
①「力のはたらき③」について
おまけは少し難しい話だから、
理科が苦手な人はとばしていいよ!
力のはたらき3つを学習したけど、
「力のはたらき③ 物体を支える」は、本によっては
「力のはたらき③ 物体をもちあげる、また支える」というふうになっている場合があるんだ。
この「物体をもちあげる」は
「力のはたらき② 物体の動きを変える」
のなかまの気がするね。
だけど、この場合のもちあげるは、「ずっと真上に、同じスピードでもちあげ続ける」という意味なんだ。
これなら、力は加えているけど、物体の動きは「変化は」していないね。
同じ向きに同じスピードでうごいているからね。
だから、「物体をもちあげる」は「力のはたらき③ 物体を支える」のなかまになっているんだよ。
②力のはたらきの「はたらき」はひらがなでよい
「力のはたらき」と書く時の「はたらき」はひらがなでいいよ。
教科書もひらがなだよね?
これはきっと「働き」と書くと、
「人間が仕事をしてお金をかせぐ。」
というイメージになるから、ひらがなにしているんだね!
以上でおまけを終わるね。 お疲れ様☆
力のはたらきの学習はこれで終わり!
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①力のはたらき←今ここ
②いろいろな力の種類
③力の単位、力と質量の関係
④フックの法則
⑤力の矢印の書き方
⑥質量と重さの違い
⑦圧力とは何か、圧力の計算
⑧水圧
⑨浮力
⑩気圧