このページでは中学理科で学習する
金属の5つの性質
について解説していくよ。この内容は中学1年生で学習するんだよ。
始めに5つの性質を紹介しておくね。
- ① 電気をよく通す
- ② 熱をよく伝える
- ③
金属光沢
がある - ④
展性
がある - ⑤
延性
がある
の5つだね。これらについて詳しく解説していくよ!
(④、⑤は「展性・延性がある」とまとめることもよくあるよ。まとめると「4つの性質」になるね。)
中学理科に必要な知識はこのページを見ればバッチリだよ!
1. 電気をよく通す
金属の性質の1つ目は「電気をよく通す」だよ。
これは「電気伝導性」と言われることもあるよ!


注意事項!
ここで2点注意を書いておくね!
① テストで金属の性質をきかれたときは
「電気を通す」ではなく
「電気を通しやすい」と書く。
(電気をよく通すでもOK)
細かいことだけど、正しく書けるようになろう!
② 「炭素」は電気を通しやすいが、金属ではない
炭素(シャーペンや鉛筆の芯)は電気を通しやすいけれど金属ではないよ!
理由は4,展性があるで説明するね!
これで1つ目の金属の性質「電気をよく通す」を終わるね。
2. 熱をよく伝える
金属の性質の2つ目は「電気をよく伝える」だよ。
他にも、熱い飲み物の中に、金属とプラスチックのスプーンを入れておくと、金属のスプーンだけが熱くなるね。
これは、金属が熱をよく伝えるからなんだよ!
注意事項!
ここで2点注意を書いておくね!
① テストで金属の性質をきかれたときは
「熱を伝える」ではなく
「熱を伝えやすい」と書く。
(熱をよく伝えるでもOK)
細かいことだけど、正しく書けるようになろう!
② 電気は「よく通す」熱は「よく伝える」
電気と熱で日本語の表現が微妙に違うんだ。
余裕がある人はしっかりと覚えておこう!
3. 金属光沢がある
金属の性質の3つ目は「金属光沢がある」だよ!
金属というのはピカピカキラキラ光る性質があるね。
そのため、アクセサリーや装飾品にもよく使われるよね。
これが金属の性質の3つ目だよ。
注意事項!
① 金属は「光を受けて」輝く
金属は電球のように「自ら」光るわけではないよ。
例えば真っ暗な部屋に置いたとき、電球は自分で光れるけれど、金属は自分からは光れないよね。
そのためテストでは「金属光沢」「光を受けてかがやく」「特有の光沢がある」など、しっかりとした言葉を使えるようにしようね!
4. 展性がある
金属の性質の4つ目は「展性がある」ことだよ。
そうそう。金属はたたくとうすく広がるんだね。これが「展性」だよ。
金属でない「ガラス」や「炭素(鉛筆の芯)」などは、たたくと割れてしまうね。
これが金属とそうでないものの大きな違いだよ!
しっかりと覚えておこう!
5. 延性がある
金属の性質の5つ目は「延性がある」ことだよ。

6. 金属の性質のまとめ
では金属の5つの性質をまとめるよ。金属の5つの性質は
- ① 電気をよく通す
- ② 熱をよく伝える
- ③
金属光沢
がある - ④
展性
がある - ⑤
延性
がある
の5つ。
しっかりと確認しておこう!
① 金属の性質を「4つ」と数える場合
金属の性質「5つ」のうち「展性」と「延性」をまとめて「展性・延性がある」とすることがあるよ!
この2つをまとめると、金属の性質は「4つ」となるね!
最後に、テストで注意すべきポイントにもふれておくね。
②「磁石につく」は金属の性質ではない
「磁石につく」というのは金属に共通する性質では無いんだ。
それは、金属の中の「鉄」が磁石につくんだね。
金・銀・銅・アルミニウムなど、鉄以外で磁石につく金属はほとんど無いんだよ。
これはテストでも間違える人が多いところだから、忘れずに覚えておこうね。
③ 非金属
「金属」以外の物質のことを「非金属」というよ。
紙・ガラス・炭素(鉛筆のしん)・石
などがテストによく出る非金属の例だね。
しっかりと覚えておこう!
これで金属の性質の解説を終わるよ。
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