タマネギの細胞分裂を中学生向けに解説！

「タマネギ（ソラマメ）の細胞分裂の実験」

の中学生向け解説ページです。

タマネギの細胞分裂は中学３年で学習します。

を知りたいという人はこのページを読めばバッチリだよ！

その通り！

写真や画像などを使ってくわしく説明するね！

ではタマネギの細胞分裂の学習スタート！

(目次から好きなところに飛べるよ)

タマネギの成長の観察実験

まずはタマネギ（ソラマメ）の成長の実験の説明をしていくよ。

いい質問だね。

例えばここに、少し根（芽）が出たソラマメがあったとするよ。

そしてこの根が、成長して伸びたとしよう。

こんな感じだね！

根が成長するときって、根のどこの部分が伸びるのかな？

でも、証拠しょうこが無いよね。

これを確かめるために行うのが、タマネギ（ソラマメ）の根の観察実験なんだ！

まず、ソラマメの根にこのように印をつけてみよう。

そしてこの印をつけた根を成長させると、印はこのようになるんだよ！

そうなんだ。つまり、この部分が伸びた（成長した）と言えるんだね！

うん。そういうこと。

タマネギやソラマメの根が成長するときは、根の先端せんたん付近が最も成長するんだよ！

とても大事だから必ず覚えておこうね！

では、根の先端付近をさらに詳しく見てみよう。

このような感じだね。くり返しだけど、根の先端付近（図で言うＣ）が最も成長しやすいところだよ。

そして、この成長しやすい「Ｃ」の部分を「成長点」と言うから、この言葉も覚えておこう！

いい質問だね。

この部分は成長点ではないんだ。

最も先端のこの部分は、「根冠こんかん」と言うんだ.

根冠は固くなっていて、地面を掘り進んだり、成長点を守るはたらきがあるんだよ！

これも合わせて覚えておこう！

では、１章をまとめよう。

タマネギやソラマメの根は、先端付近が最も成長する。

この点を「成長点」という。

タマネギの細胞分裂

「成長点」についてはしっかりと理解できたかな？

では次は、成長点付近の細胞がどのようになっているか、顕微鏡で観察してみよう！

この観察を行うときには、ポイントが３つあるので、しっかりと覚えておこう！

観察のポイントは以下の通り

①　タマネギの根を「うすい塩酸」につけ、１分ほど温める



これは、細胞の１つ１つを離れやすくするためである。

②　タマネギの細胞には「酢酸カーミン液」をたらすこれは細胞のに色をつけるためである。

③　プレパラートに乗せたタマネギを指で押しつぶす


これは、タマネギを平らにし、細胞の重なりを無くして観察しやすくするためである。

これらのポイントを押さえて、タマネギを観察すると、下の写真のようになっているんだよ。

これはタマネギが細胞分裂をしているようすだよ！

うん。生物が成長するときには、この「細胞分裂」を行うんだ。

細胞分裂のおこり方を、図で詳しく見てみよう！

これが細胞分裂のおこり方だよ。

図の①～⑥という流れで、１つの細胞が２つに増えていくんだ。これが「細胞分裂」だよ。

生物はこの細胞分裂をくり返して、大きな体に成長していくんだね！

もう一度タマネギの写真を見てみよう。

たくさん細胞分裂しているようすがよくわかるね！

そういうこと！

これでタマネギの細胞分裂の解説を終わるよ！

では、またいつでも遊びに来てねー！