水の電気分解の分解の中学生向け解説ページです。
「水の電気分解」
は中学2年生の化学で学習します。
①水の電気分解の実験動画
②水の電気分解で何ができるのか
③水の電気分解の化学反応式
④水は熱分解ができるか(おまけ)
を学習したい人は
このページを読めばバッチリだよ!
急いでいる人のために、ポイントをまとめておくね!
①水の電気分解でできるもの
陽極(+側)→酸素 陰極(-側)→水素
(オススメの語呂合わせも紹介するよ)
②水の電気分解の化学反応式
2H2O → 2H2 + O2
③水の電気分解を行うときに水酸化ナトリウムを入れる理由
電気を通しやすくするために入れる。
(純粋な水はほとんど電気を通さない)
だね。
1.水の電気分解の実験
①水の電気分解の実験動画
②水の電気分解で発生するもの


③水の電気分解で発生する気体の覚え方
覚えにくい…。

④水素と酸素の体積比

⑤水の電気分解で水酸化ナトリウムを入れる理由
最後にもう一つポイントだよ。
実は、純粋な水(水の中に全く何も入っていない水)は電気をほとんど通さないんだ。
2.水の電気分解の化学反応式
①水の電気分解で使う化学式
まずは化学式の確認だよ。
水の化学式は
H2O だね。
モデル(絵)で書くと
だね。
水素(分子)の化学式は
H2 だね。
モデル(絵)で書くと
だね。
次に、
酸素(分子)の化学式は
O2 だね。
モデル(絵)で書くと
だね。
まずはこの化学式をしっかりと覚えてね!

②水の電気分解の化学反応式
では、水の電気分解の化学反応式を確認しよう。
水の電気分解の化学反応式は下のとおりだよ!
2H2O → 2H2 + O2
だよ!
① 水 → 水素 + 酸素
(慣れたら省略していいよ。)
次に、①の日本語を化学式にそれぞれ変えるよ。
② H2O → H2 + O2
だね。
これで完成にしたいけれど、
H2O → H2 + O2
→
+
のままでは、矢印の左と右で原子の数が合っていないね。
この場合は両側で原子の数を合わせないといけないんだよ。
それでは係数をつけて、
原子の個数を矢印の左右でそろえていくよ。
係数は化学式の前、
のピンクの四角の中にしか書いてはいけないね。
右下の小さい数字を書いたり変えたりしないでね。
→
+
今、矢印の左側の酸素原子が1個たりないね。
足りない所を増やしていけば、いつか必ず数がそろうよ。
では、左側の水の前に係数をつけて、増やしてみよう。
→
+
これで左右の酸素原子の数がそろったね!
うん。では、今度は矢印の右側に水素を増やそう。
足りない所を増やしていけば、いつか必ず数がそろうからね。
→
+
これで、矢印の左右で原子の数がそろったね。
つまり、化学反応式の完成なんだね。
水の電気分解の化学反応式は
2H2O → 2H2 + O2
だね!





水素分子が2つ。
酸素分子が1つ。
だもんね。
①水の電気分解でできるもの
陽極(+側)→酸素 陰極(-側)→水素
(オススメの語呂合わせも紹介するよ)
②水の電気分解の化学反応式
2H2O → 2H2 + O2
③水の電気分解を行うときに水酸化ナトリウムを入れる理由
電気を通しやすくするために入れる。
(純粋な水はほとんど電気を通さない)
だね。