硫化銅(CuS)の中学生向け解説ページです。
「硫化銅(りゅうかどう)」は中学2年生の化学で学習します。
・硫化銅の色
①硫化銅の化学式
・硫化銅のモデル
②硫化銅の化合
・硫化銅の化合の実験
・硫化銅の化合の化学反応式
を学習したい人は
このページを読めばバッチリだよ!
急いでいる人のために、硫化銅の化学式と色、銅と硫黄の化合の化学反応式をのせておくね!
硫化銅の化学式
CuS
硫化銅の色
黒色または青黒色
銅と硫黄の化合の化学反応式は
Cu + S → CuS
だよ!
1.硫化銅の化学式とモデル
①硫化銅の化学式
硫化銅の化学式は
CuS(シーユーエス)だよ!
だね。
本当は硫化銅には、いくつか種類があるんだけど、
中学生は「CuS」を覚えておけば大丈夫だよ!
(様々な種類の硫化銅を知りたければWikipedia)
硫化銅(CuS)はつまり、
銅(Cu)の原子が1つ
硫黄(いおう)(S)の原子が1つ
がくっついてできた化合物
なんだね!
②硫化銅のモデル
では、硫化銅(CuS)をモデルで表してみよう。

1つだけ注意点だよ。
硫化銅は「分子」ではないから注意してね!
そうそう!
硫化銅は本当は、
銅、硫黄、銅、硫黄・・・
銅、硫黄、銅、硫黄・・・
銅、硫黄、銅、硫黄・・・
と何億、何兆個もくっついて、かたまりになっているんだ。
イメージ図↓…
…
そう。この赤丸の部分だけを代表して
「CuS」と呼んでいるんだ。
だけどさっき言ったとおり、
「硫化銅はかたまりなので分子ではない」
から、そこだけは注意してね!
2.銅と硫黄の化合
次は銅と硫黄の化合についてだよ!
中学生で硫化銅は、この実験くらいしか出ないから、しっかりと覚えておこうね!
①銅と硫黄の化合の実験
まずは実験についてだよ。
銅は赤褐色の固体だよ!
これを硫黄を入れた試験管に差し込むよ。
これをガスバーナーで加熱すると、銅と硫黄が化合して、硫化銅になるんだ!
動画で見てみよう。


②銅と硫黄の化合の化学反応式
銅と硫黄の化合の化学反応式をのせておくね。
銅と硫黄の化合の化学反応式は下のとおりだよ!
Cu + S → CuS
① 銅 + 硫黄 → 硫化銅
(慣れたら省略していいよ。)
次に、①の日本語を化学式にそれぞれ変えるよ。
② Cu + S → CuS
だね。
銅の化学式はCu
硫黄の化学式はS
硫化銅の化学式はCuS
これは暗記しておかなければいけないよ!
③ 矢印の左と右で、原子の個数を確認しよう!
Cu + S → CuS
+
→
矢印の左
銅1つ 硫黄1つ
矢印の右
銅1つ 硫黄1つ
となるから、左右の原子の個数が合っているね!
だから、
Cu + S → CuS
この化学反応式でOKだね!
(個数が合っていない場合は係数をつけて、原子の個数を合わせなければいけないね!)
銅と硫黄の化合の化学反応式
Cu + S → CuS
必ず書けるようになろうね☆