電力の計算式と計算方法を中学生向けに詳しく解説していきます!
急いでいる人のために電力の求め方の公式を書いておくね!
電力【W】= 電流【A】×電圧【V】
だね。
このページを読めば
①電力とは何か
②電力の単位
③電力の計算方法
④電力の計算問題練習
また、このページは中二理科の電気の単元の6ページ目なんだ。
全てのページを読むと電気の学習が完璧になるよ。
ぜひチャレンジしてみてね!
1.電力とは何か
①電力とは
電力とは何か?いきなり聞かれても正確に答えられる人はほとんどいないよね。
②電力の単位
次は「電力の単位」だよ。これは大切だから必ず覚えてね!
電力の単位は「W(ワット)」だよ!
反対に、友達に「お小遣い、いくらもらってる?」と聞いたときに「500g」と友達が答えたら「え?」となるよね。
お金の単位は? → 円(日本では)
長さの単位は? → mm cm m km など
時間の単位は? → 秒 分 時間 日 年 など。
温度の単位は? → ℃ など
質量の単位は? → mg g kg など
面積の単位は? → cm2 m2 など
こんな感じだね!
必ず覚えておいてね!
そして、この後必要になる、「電流」と「電圧」の単位も確認しておこう。
電流の単位は「A」
電圧の単位は「V」
だったね!
2.電力の公式と計算法
電力と単位がわかったところで、電力の計算方法の解説だよ。
まず、電力を求める公式を覚えないといけないね。
電力を求める公式は
電力【W】= 電流【A】×電圧【V】
だよ。
(どちらか一つでいいよ。)
・電流は「I」
・電圧は「V」
この公式は便利だから覚えておこうね!
では問題を解きながら公式の使い方を学習していこう!
3.電力の計算の練習問題
次の例題を解いてみよう。
例題1
下の図の電球の電力Pを求めよ。
便利な公式
を使って解いてみよう。
この公式は知りたいところを隠すんだよね!
電力を知りたいから電力を隠すと
のようになり、
電流×電圧で電力が求められるとわかるね!
(これは電力【W】= 電流【A】×電圧【V】と同じだね!)
では計算しよう。
2×10=20
答えは20Wだね!
次の問題だよ。
例題2
下の図の抵抗の電力Pを求めよ。
この問題を解くときの注意を2つ書くよ!
①電力の問題を解く時は「mA」は「A」になおす!
(1A=1000mAだよね)
②回路の問題では電球と抵抗は同じものと考えてよい。
の2つだよ。それでは解いていこう!
便利な公式
を使うよ!
電力を知りたいから電力を隠すと
のようになり、
電流×電圧で電力が求められるとわかるね!
また、「300mA=0.3A」だね。
(1000mA=1A)
(100mA=0.1A)
では計算しよう。
0.3×50=15
答えは15Wだね!
例題3
下の図の抵抗の電圧Vを求めよ。
便利な公式
を使うよ!
電圧を知りたいから電圧を隠すと
のようになり、
電力÷電流で電圧が求められるとわかるね!
(電流÷電力としないように注意だよ。)
では計算しよう。
30÷3=10
答えは10Vだね!
最後の問題だよ。
例題4
下の図の抵抗の電力Pを求めよ。
電圧がわかればあとは同じだね!
便利な公式
を使うよ!
電力を知りたいから電力を隠すと
のようになり、
電流×電圧で電力が求められるね!
では計算しよう。
1×20=20
答えは20Wだね!
これで電力の求め方の解説を終わるよ。
ポイントをもう一度まとめるね!
①電化製品が1秒間に使う電気エネルギーが「電力」
②電力の単位は「W」と書いて「ワット」と読むよ!
③電力を求める公式は
電力【W】= 電流【A】×電圧【V】
④便利な公式も覚えておくとよい
こんなところだね!