葉のつくりとはたらきを中学生向けに解説!

葉のつくりとはたらき

の中学生向け解説ページです。

①葉のつくり

葉脈ようみゃく

・葉の断面

・葉を上から見た様子

②葉のはたらき

・光合成

・呼吸

・蒸散

について知りたいという人はこのページを読めばバッチリだよ!

 

葉のつくりとはたらきは重要だね

うん!写真や画像などを使ってくわしく説明するよ!

 


みなさんこんにちは!

さわにい」といいます。

中学理科教育の専門家です。

このサイトは理科の学習の参考に使ってね☆

では葉のつくりとはたらき学習スタート!

(目次から好きなところに飛べるよ)

1.葉のつくり

まず、葉のつくりを説明していくよ。
葉のつくりで大切なものは次の4つだよ。

①葉脈

②葉の断面

③葉を上から見たようす

だよ。ではそれぞれ見ていこう!

 

お願いします!

①葉の葉脈

まずは葉の葉脈ようみゃくを見ていこう。
葉脈って何ですか?
葉の葉脈とは、このようなものだよ。
みんなも見たことあるよね?
網状脈の葉脈 平行脈の葉脈
見たことある!
これは何のためにあるの?
これは、
①根から吸い上げた水
②葉で作った栄養分
の通り道なんだ。
この葉脈は、後で出てくる「維管束いかんそく」と同じものだよ。必ず覚えておこう!

そして、葉脈には次の2種類があるよ。
網状脈もうじょうみゃく
網状脈
あみのような葉脈だね。

②平行脈
平行脈
葉脈が平行に近い形をしているね。

ちなみに、「双子葉類の葉脈は網状脈」「単子葉類の葉脈は平行脈」というのも大切なんだよ。
では一度まとめよう。

葉脈

葉の模様もようを「葉脈」という。

葉脈には「①網状脈」と「②平行脈」の2種類がある。

①網状脈(双子葉類の葉脈)
網状脈

②平行脈(単子葉類の葉脈)
平行脈


②葉の断面

では葉のつくり②、「葉の断面」を説明するね!

 

葉の断面って何ですか?
葉の断面とはこのようなものだよ。

上の動画にあるように「葉を切って、横から見た様子」を断面というんだね!

では、葉の断面のつくりをくわしく見ていこう!

葉の断面は、下の図のようになるよ。

葉の断面図のイラスト

1つ1つ説明するね。


表皮

表皮ひょうひとは「葉の皮」のことだね。

 

人間で言う「肌」のようなものだね。
うん。そういうこと!
葉の表皮の写真
これが葉の表皮だよ。
葉緑体ようりょくたいという緑色の粒が無く、透明とうめいなところもポイントだよ。
しっかりと確認しておこう。

気孔

次は気孔きこうについてだよ。

気孔とは下の図の赤の部分だね

葉の断面図のイラスト

 

これ何ですか・・?
気孔は、表皮についている隙間すきま(穴)なんだ。表皮を顕微鏡で見ると、このようになっているんだよ。
気孔の写真
この、穴の空いた隙間を「気孔」というんだ。
気孔はどんなはたらきをしているの?
気孔は酸素と二酸化炭素の出入り口。そして水蒸気の出口となるんだ。
詳しくはこのページの下、「光合成」「呼吸」「蒸散」で解説するね。
また、気孔は葉の裏側に多いんだ。これも必ず覚えておこうね!
気孔は葉の裏側に多い

孔辺細胞

気孔の周りの細胞を、「孔辺細胞こうへんさいぼう」というよ。
葉の断面図のイラスト
孔辺細胞
これは名前だけ覚えればOKだよ。
1点注意なのは、「表皮には葉緑体が無いけれど、孔辺細胞には葉緑体がある」というところかな。
名前が難しいから、しっかりと覚えないといけないね!
うん。しっかりと覚えよう!

葉緑体

葉緑体ようりょくたいとは、細胞の中にある緑色の粒のことだね。
葉の断面図のイラスト
葉緑体
葉緑体は「光合成」をして、デンプンなどの栄養分をつくるはたらきがあるよ。
詳しくはこのページの下の「葉のはたらき」で説明するね!

師管

葉の断面図のイラスト
師管しかんは、葉で光合成をしてつくった栄養分の通り道なんだ。
師管は葉の裏側(下側)を通っているよ。間違えないようにね!

道管

葉の断面図のイラスト
道管どうかんは根から吸い上げた水の通り道なんだ。
葉緑体で光合成するためには、水が必要なんだよ。
道管は葉の表側(上側)を通っているよ。確認しておこう!

維管束

葉の断面図のイラスト
最後は維管束いかんそくだよ。
維管束って何?どの部分?
維管束とは、師管と道管がたばになったもののことなんだ。
例えばそうめんの束があったとするよね?
そうめんの束
そうめん1本1本が師管と道管とすると、この束が維管束だよ!
なるほど!
ちなみにこの維管束は、葉を上側から見ると、葉脈として見えるよ。
網状脈の葉脈 平行脈の葉脈
維管束と葉脈は、同じものなんだね!

ではまとめよう。

葉の断面のつくり

葉の断面は下のようなつくりになっている。

葉の断面図のイラスト


③葉を上から見たときのつくり

最後に植物の葉を上から見たときのつくり様子を学習しよう!

上から見た葉2 上から見た葉3 上から見た葉1

どうかな?何か気づくかな?

 

葉がいろんな方向に広がっているね!
そう。なんだ。これは、
葉をあらゆる方向に広げて、太陽の光を効率よく浴びるため。(効率よく光合成をするため)
なんだ。
葉がいろんな方向に広がっていたほうが、たくさん太陽の光を浴びることができるよね!
これが、植物の葉を上から見たときのつくりだよ!
植物、頭いい!!

以上が葉のつくりだよ。
①葉脈のつくり
②断面のつくり
③上から見たときのつくり
しっかりと確認しておこう!

2.葉のはたらき

次は葉のはたらきについて学習していこう!
葉のはたらきは、次の3つがあるんだ。

①光合成

②呼吸

③蒸散

だよ。ではそれぞれ見ていこう!

 

お願いします!

①光合成

まずは光合成こうごうせいからだね。
光合成は、葉の最も大切なはたらきの1つなんだ。
光合成て聞いたことあるけど、何のこと?
光合成は、人間で言うと、「ごはん」みたいなものだよ!
人の食事
植物は光合成をすると、「デンプン」という栄養分を作ることができるんだ。
このデンプンは「ごはん」や「パン」に含まれる栄養分で、植物はこれを自分で作ることができるんだね!
光合成でデンプンを作れるから、植物はごはんを食べないでいいんだね!
うん。そういうこと!
光合成は、さっき学習した、「葉緑体」という場所で行うんだ。
葉緑体
だから、葉の「」という葉緑体がない部分では、光合成をすることができないんだよ。
ふ
へー。光合成に必要なものは何があるの?
光合成に必要なものは次の3つだよ!

①光

②水

③二酸化炭素

なんだ。

は普通、太陽の光を利用して光合成をするけれど、太陽以外の光でも光合成はできるよ!

は植物は根から吸い上げて光合成に使うよ。根から吸い上げた水は、道管を通って葉まで運ばれるんだね。植物に水をあげないと枯れてしまうもんね。
二酸化炭素は空気中にあるものを気孔から吸って光合成に使うよ。
この3つで光合成を行うんだね!
光合成のしくみ
酸素は気孔から出ていくの?
うん。光合成をすると酸素ができて、植物はそれを空気中に捨てるんだね。
だけどこの酸素のおかげで、動物は呼吸する酸素が無くならないんだよ。

これが葉のはたらき①光合成だよ。
まとめておくね!

光合成

光合成は「葉緑体」でおこなう。

光合成に必要なもの
①光
②水
③二酸化炭素

光合成でできるもの

①デンプン(栄養分)
②酸素

光合成のしくみ


②呼吸

次は呼吸だよ。

植物は葉で呼吸をしているんだ。

え?植物は呼吸しているの?
うん。植物も動物と同じように呼吸しているよ。
植物の呼吸は動物と同じように、
酸素を吸って、二酸化炭素を出す」だよ。
光合成の時は、「二酸化炭素を吸って酸素を出す」だったね。
ここは間違えやすいところだから、丁寧ていねいに学習して、間違いがないようにしよう。
植物の呼吸は動物と同じで、「酸素を吸って二酸化炭素を出す」だね。了解です!

呼吸

植物は葉で「呼吸」をしている。

植物の呼吸は動物と同じ
酸素を吸って二酸化炭素を出すである。

 


③蒸散

葉のはたらき3つ目は「蒸散じょうさん」だよ
蒸散?それは何ですか?
蒸散とは植物の葉の気孔から、水分を水蒸気として捨てるはたらきなんだ。
だから葉に袋をかぶせると、水分で袋がくもるんだよ!
蒸散
ほんとだ!だけど、せっかく根から吸い上げた水分を捨てちゃうの?
うん。人間も水が必要だけど、汗をかいたり尿として体の外に捨てるよね。
蒸散もそれと似ていて、体温や水分量の調節のために行われるんだ。
また、蒸散はほとんどが葉の気孔で行われるんだよ。
(一部茎などからも行われる)
気孔の説明のところで、「水蒸気の出口となる」というのがあったけれど、
これは蒸散のことなんだね。

蒸散

植物は葉で「蒸散」をしている。

蒸散とは(主に)気孔から水分を水蒸気として捨てることである。

蒸散

葉のはたらきは、次の3つ。

①光合成

②呼吸

③蒸散

だよ。しっかりと確認しようね!

これで、葉のつくりとはたらきの解説を終わるよ。

では、またいつでも遊びに来てねー!

 


 

またねー