「ツツジの花のつくり」
の中学生向け解説ページです。
「ツツジの花のつくり」
は中学1年生の生物で学習します。
①ツツジの花のつくりを知りたい
②花のつくりの画像を見たい
③めしべやおしべの数のを知りたい
④ツツジの花の分類を学びたい
人はこのページを読めばバッチリだよ!
ツツジの花、テストによく出るよね!
そうなんだ。写真も使ってしっかりと学習していこう!
(目次から好きなところに飛べるよ)
1.ツツジの花の4つの部分
ではツツジの花の学習を始めよう!
がんばるぞ!
これがツツジの1つの花だよ。
①正面

②横から

③後ろから

ツツジ、素敵だなー。
うん。
花は中心から
①めしべ
②おしべ
③花弁(花びらのこと)
④がく
という4つの部分からつくられているよ。
では、1つ1つ丁寧に見ていこう
①めしべ
これがめしべだね。



めしべは1つの花に1つだけあるんだよ。
これは、どの花も同じだね。
そしてめしべのそれぞれの部分には、名前がついているよ。


★柱頭
めしべの先を「柱頭」
というよ。
ここに花粉がつくことを「受粉」というよ。
★花柱
柱頭と子房の間を、「花柱」というよ。
あまりテストにはでないから、中学生は無理に覚えないでいいよ!
★子房と胚珠
めしべの下のふくらんだ部分を「子房」

子房の中にあるものを「胚珠」
というよ。

受粉後には、子房が果実に成長するよ!

これが果実?おしくなさそう・・・。
うん。
「果実」というと、下のようなものを思い浮かべるよね。



だけど、ツツジの果実はこれなんだ。

すべての植物の果実がおいしいとは限らないんだね!
「子房」は受粉後に「果実」となる。
必ず覚えておこう!
「胚珠」は受粉後どうなるの?

良い質問だね!
「胚珠」は受粉後に「種子(種のこと)」になるよ!

果実の中に種子が入っているんだね!
受粉すると
子房は果実に成長
胚珠は種子に成長
中学生はこれを必ず覚えておこう!

②おしべ
これがおしべだね。


先の紫色の袋は、「やく」といって、花粉が入っている袋だよ。

白い粉が花粉だね!
★ツツジのおしべの数は?
ツツジのおしべは1つの花に何個あるの?
ツツジのおしべの数は10本だよ!
結構多いね!
③花弁
次は花弁だね。
「花弁」とは「花びら」のことだよ!

ツツジの花弁は5枚だね。
このきれいな花弁で、虫を呼んで花粉を運んでもらうんだよ!
そのような花を、虫媒花というんだよ
また、ツツジの花弁はねもとでくっついているね。

このような花弁をもつ花を、「合弁花」というんだ。
ツツジが合弁花というのはとても大切だよ!
④がく
最後は「がく」だよ。
ツツジのがくは5枚で、花弁と同じ数だよ。

「がく」は花弁や花全体を支えるはたらき
があるんだ!
地味だけど大切なんだね!
これでツツジの花の4つの部分の話を終わるね。
それぞれの部分の名前と役割をしっかりと覚えようね!

2.ツツジの花の分解のようす
最後に、ツツジの花の分解を見たければ、この動画がオススメだよ!
高校の矢嶋正博先生の動画だよ!(7分)
3.ツツジの分類
中学1年生は、植物の最後に学習するところだから、
まだ授業で習っていない人は、無理に覚えないでいいよ!
もちろん授業で習った人や、2.3年生はしっかりと確認してね!

①まずツツジは「種子植物」に分類されるよ!
「種子植物」とは種子で仲間を増やす植物のことだね。
ツツジは種子をつくっていたね。

②次にツツジは「被子植物」に分類されるんだ。
「被子植物」とは胚珠が子房につつまれている植物のことだね。
ツツジの胚珠は子房につつまれていたね。


③次にツツジは「双子葉類」に分類されるよ。
「双子葉類」は子葉が2枚の植物のことだね。
ツツジは子葉が2枚なんだね。

④最後だよ。ツツジは「合弁花類」に分類されるよ。
「合弁花類」は花弁が1枚1枚くっついている植物のことだね。
ツツジはの花弁は、ねもとでくっついていたね。


上はツツジの分解写真とイラスト。
この分類表も、しっかりと覚えておこうね!
これでツツジの花のつくりの解説を終わるよ。
またいつでも見に来てね!
ではみんな、またねー。
またねー