注目キーワード
  1. 原子
  2. 分子
  3. 化学式
  4. 練習問題

顕微鏡の使い方

顕微鏡の使い方を動画や写真を使って解説します。(中学生向け)

このページでは

1 顕微鏡の種類と特徴

2 顕微鏡の各部分の名称(名前)

3 顕微鏡の使い方の手順

4 顕微鏡の倍率の計算

5 プレパラートの動かし方

 

について解説していきます。

中学生の顕微鏡問題はこのページですべてOKです!


 

みなさんこんにちは!

このサイトを運営する「さわにい」といいます。

中学理科教育の専門家で、インターネット上でも、中学生に役立つ理科サイトをつくっています。

 

苦手な単元があれば、下のボタンから探してみてください。

きっと役に立つページがありますよ☆

みんな、がんばってね☆
では顕微鏡の学習を始めます。
目次から好きなところにとべるよ☆

1. 顕微鏡の種類と特徴

顕微鏡の種類と特徴について説明していくよ。

①片目で観察する顕微鏡

まずは「片目で観察する顕微鏡」の種類と特徴だよ。

片目で観察する顕微鏡の特徴

「立体的に物を見ることができない」

というものなんだ。

人間は両目で見ることによって、物体を立体的に見ているから、片目の顕微鏡だと、立体的には見えないんだね。

 

じゃあ、ダメな顕微鏡なの?
そんなことはないよ☆
顕微鏡で見たいものは、小さくてうすいものが多いよね!

だから、「うすい物体や生物の観察にとても便利な顕微鏡」なんだよ!

ミジンコや、生物の細胞の観察に使えるのか!!

そうそう。そして

慣れてくると、「左目で顕微鏡、右目でプリント」を見ながらスケッチもできるよ!

 

かっこいーー☆

それでは、片目で使う顕微鏡の種類だよ。

2種類あるよ。(ほとんど同じだけどね)

①ステージが上下する顕微鏡

ステージ上下式顕微鏡

およその倍率 「40倍~400倍」

まずはステージが上下することで、ピントを合わせる顕微鏡
中学校では、このタイプが最も多いかな?
下の動画のように動かして、ピントを合わせるよ☆(10秒)

②鏡筒が上下する顕微鏡

鏡筒上下式顕微鏡

およその倍率 「40倍~400倍」

次に鏡筒が上下してピントを合わせる顕微鏡
このタイプを使う学校もあると思います!
下の動画のように動かして、ピントを合わせるよ☆(10秒)

ステージ上下式の顕微鏡と、鏡筒上下式の顕微鏡は、ピントを合わせるときに動かす部分が違うだけで、ほとんど同じなんだ。
反射鏡やライトを使って、下から明かりを当てて透かして見るのも同じだね!
ステージ上下式顕微鏡の反射鏡 鏡筒上下式顕微鏡の反射鏡

②両目で観察する顕微鏡

次に「両目で観察する顕微鏡」の種類と特徴だよ。

両目で観察する顕微鏡の特徴は

「立体的に物を見ることができる」

というものなんだ。

片目の反対だね

そうだね。両目で見ることにより、物体を立体的に見ることができるんだ。

そして、厚みがあって、透けていないものも見ることができるんだよ☆

 

「片目の顕微鏡」とは使用目的が少し違うんだね

そういうこと。

では、両目の顕微鏡の紹介だよ。

これ一つ覚えればOK!


③双眼実態顕微鏡

双眼実態顕微鏡

およその倍率 「10倍~60倍」

 

なんかかっこいい☆
ほんとだね!
使い方や、ピントの合わせ方は、下の「使い方」で紹介するね☆

2. 顕微鏡の各部分の名称(名前)

次に顕微鏡の各部分の名前の確認だよ!

①片目で観察する顕微鏡

片目で観察する顕微鏡には

①ステージが上下する顕微鏡

②鏡筒が上下する顕微鏡

の2種類があったね!

2つともほとんど同じだから心配しないでね


①ステージが上下する顕微鏡

ステージ上下式顕微鏡の名前1ステージ上下式顕微鏡の名前2

A  接眼レンズ B  鏡筒 C  アーム D  レボルバー 

E  対物レンズ F  ステージ G  クリップ 

H  調節ねじ(粗動ねじ) I  調節ねじ(微動ねじ)

J しぼり K  反射鏡


接眼レンズ「目に接するレンズ」

アーム は持ち運ぶときに持つところ

レボルバー は回して対物レンズの倍率を変えるところ

調節ねじ はピントをあわせるところ

この顕微鏡は大きく動かす粗動ねじ小さく動かす微動ねじがついてるね☆

しぼり は反射鏡と同じように明るさを調節できるところだよ。

 


②鏡筒が上下する顕微鏡

鏡筒上下式顕微鏡のなまえ1 鏡筒上下式顕微鏡の名前2

a  接眼レンズ b  鏡筒 c 調節ねじ  d アーム 

e  レボルバー f  対物レンズ g  クリップ 

h  ステージ i しぼり j  反射鏡


それぞれの部分の役割は、「ステージ上下式の顕微鏡」と同じだよ。

この顕微鏡には、調節ねじが1つしかないね。


②両目で観察する顕微鏡

両目で観察する顕微鏡はこれ一つでOKだったね!

③双眼実態顕微鏡

双眼実態顕微鏡の名前

A  接眼レンズ B  視度調節リング C  接眼鏡筒 D  調節ねじ 

E  対物レンズ F   クリップ G ステージ


双眼実態顕微鏡は「調節ねじ」「視度調節リング」の2つでピントを合わせるよ!

白っぽいものを観察するときは黒いステージ

黒っぽいものを観察するときは白いステージをつかう

(ステージは裏返すことができて、裏面は黒いステージなんだ)


3. 顕微鏡の使い方の手順

顕微鏡の使い方の手順(順番)を解説するよ!

テストによく出るから、確実に覚えよう☆


①片目で観察する顕微鏡

①ステージが上下する顕微鏡

②鏡筒が上下する顕微鏡

どちらも使い方の手順は同じだよ☆


顕微鏡使用前の注意事項!

①顕微鏡のレンズを取り付けるときは、

接眼レンズ → 対物レンズの順につける。

対物レンズを先につけると、対物レンズや鏡筒内にごみが落ち、汚れることがあるんだ。

顕微鏡にごみが入る


②対物レンズは低い倍率から使う。

低い倍率→高い倍率としていくと、見たい場所を素早く見つけることができるよ。

ねこ吉拡大①   ねこ吉拡大②   ねこ吉拡大③

いきなり高倍率だと、何を見てるかわからないね!


③持ち運ぶときは「アーム」と「顕微鏡の底」をもって運ぶ。

必ず両手で運ぼう!片手で運んで接眼レンズが飛び出すのが最悪なのです!


④直射日光の当たらない、明るく水平なところへ顕微鏡を置く。

直射日光が当たる場所に置くと、目を傷めるよ。


顕微鏡の使い方の手順

① 視野を明るくする。

まず、のぞきながら「反射鏡」で明るくしましょう。

顕微鏡が苦手な人は、暗いまま「見えない見えない」と言います。

まず、「真っ白になるくらい明るくします。」重要!


② プレパラートをのせ、クリップでとめる。

見たいものが対物レンズの真下にくるようにします。

先生。プレパラートってスライドガラスのこと?
おっと。「プレパラートとは何か」はしっかりと理解しておこう。
とっても簡単で、2分で読めるから、必ず下から確認しておいてね☆

 


③ 横から見ながら、対物レンズとプレパラートを近づける。

対物レンズとプレパラートを近づける

ガラスと対物レンズがぶつからないように、横から見ながら近づけるよ。


④ 接眼レンズをのぞき、対物レンズとプレパラートを離しながらピントを合わせる。

ピントを合わせるときは、「離しながら」だよ!

離しながらピントを合わせれば、接眼レンズをのぞいていてもガラスにぶつけないね!

⑤ 倍率を上げる

レボルバーを回して、倍率を上げよう。

低倍率でピントを合わせておけば、倍率を上げてもピントはほぼ合っているよ。

倍率を上げると「視野はせまく暗くなる」よ。

倍率を上げると「対物レンズとプレパラートの位置が近くなる」よ。


⑥ しぼりをつかって明るさを調節する

しぼりを回して、より見やすい明るさを調節すると便利だよ。


これで片目で観察する顕微鏡の使い方は完璧だよ!


②両目で観察する顕微鏡

双眼実態顕微鏡の使い方の手順

双眼実態顕微鏡

① 両目でのぞきながら、1つに見えるように接眼鏡筒の感覚を合わせる。

② 右目でのぞきながら、調節ねじでピントを合わせる。

③ 左目でのぞきなが視度調節リングでピントを合わせる。


4. 顕微鏡の倍率の計算

片目で見る顕微鏡は、倍率の計算の仕方を覚えておこう。

顕微鏡の倍率  =  接眼レンズの倍率  ×  対物レンズの倍率

になるよ。

接眼レンズの倍率が10倍、対物レンズの倍率が40倍なら

10 × 40 = 400

で400倍の倍率になるんだね。


顕微鏡の使い方でも書いたけど、

倍率を上げると「視野はせまく暗くなる」よ。

倍率を上げると「対物レンズとプレパラートの位置が近くなる」よ。


5. プレパラートの動かし方

最後にプレパラートの動かし方を確認しておくね。

顕微鏡の視野の中では、「上下左右が逆になる」

ということを覚えておこう!

微生物の移動

上の図のように、顕微鏡をのぞいて、右上に生物がいたとするね。

生物を中央(イの方向)に持ってきたいときは、

プレパラートは「エ」の方向に動かすんだ。

顕微鏡の視野内では、上下左右が逆になっているためだね。

これもテストによく出題されるから、確認しておいてね。


 

これで顕微鏡の使い方の解説を終わるよ。

またいつでも、サイトに勉強しに来てね☆

みんなお疲れさまー☆

水中の生物の勉強はここから(準備中)

ルーペの使い方の勉強はここから


みんなにもこのページを紹介するには↓のボタンから☆
おすすめしてくれると嬉しいです!